集会テーマ「今こそ出番だ!! ローカルパーティ 〜地域の時代〜」
2年に一度、全国のローカルパーティが一堂に会して、活動交流を行っている。今年は、「今こそ出番だ!! ローカルパーティ 〜地域の時代〜」をテーマに8月27日、28日に東京で開催された。集会には10都道県から約400人のメンバーが参加した。
第1日目は、廣瀬克哉さん(法政大学教授)より地域の時代「自治体議会の役割−議会をもっと変える」、上林陽治さん(地方自治総合研究所)より「地域主権−法制関連の課題」と題して講演いただき、自治体議会の課題を共有した。
2日目には調査活動から政策を練り上げる手法(第1分科会)や新ネットづくりなど元気になる活動(第3分科会)が報告された。第2分科会では、議会改革をテーマに事例報告が行われた。小平、多摩の生活者ネットワークとネットワーク三芳からは、自治基本条例や議会基本条例制定までの活動を、議会の裏話も含めて報告。神奈川ネットワーク運動(鎌倉)からは、議会の民主度調査−代表制の機能、ふくおか市民政治ネットワーク・宗像からは、議会広報活動の刷新、ふくおか市民政治ネットワーク・福岡城南からは、福岡市議会で行った「生活交通条例」提案など、市民と議会を近づけるための先進事例がレポートされ、会場からも活発な発言があった。
地域と政治、市民と議会、組織と運動のありようについて議論した交流集会。「国にお任せ」する時代を私たちの手で終わらせ、「地域主権」「市民主権」を実現するために、全国に市民政治ネットワークの仲間を増やし、参加の輪を広げていこうと誓いあった。
第1分科会:調査活動
第2分科会:議会改革
第3分科会:元気になる活動